〇飼育員の仕事は体力勝負!?
よく動物園飼育員のお仕事は、肉体労働だと言われます。
確かに動物飼育作業の大半は肉体労働、力仕事です。
広い獣舎の掃除や動物の給餌のために重い飼料を運搬したり、時には担当動物を捕獲、保定したりします。
毎日、あっちこっちとバタバタと動くため、体力が必要な仕事といっても過言ではないでしょう
飼育員になったら、自然と体力(場合によって筋力も)がつくので、あまり心配することではありません。
ただ飼育員になりたいけど、体力にあまり自信のないよーという方は、日頃から少し運動して体力をつけたほうがよいかもしれません。
また、一部の動物園の採用試験では、過去に体力試験(スポーツテストのようなもの)を課されたことがあるそうです。
〇健康管理もすごく大切!
体力とは少し違った意味で、健康管理もとても大切です。
動物の飼育には365日休みがないので、暑い日や寒い日、悪天候の日にも仕事があります。
担当動物の健康管理はもちろんのこと、自分自身の健康管理にも注意を払います。
また、動物園飼育員は
・不定休や急遽、早朝出勤や夜勤があったり、生活のリズムが崩れやすい
・動物から病気がうつる可能性がある(逆に動物にうつすこともある)
といったリスクがあるので、特に注意が必要です。
元々、病弱な方もいるので、体質として弱い部分は仕方ありませんが生活習慣や日頃の予防で対処できる部分は
少しでもいいので取り組みましょう。
結論として健康で、十分な体力があってこそ、動物園飼育員としての仕事のパフォーマンスが十分発揮できると思います。
すごく初歩的なことかもしれませんが、飼育員になりたい方は、健康管理と日頃の飼育員の仕事をやりぬける体力を
身に付けるよう努力してください。