選考への第一歩であり、採用側と受験者のファーストコンタクトになる
履歴書やエントリ―シート。今回はそうした提出書類についての記事です。

〇まずは受験申込方法について、よく読もう

受験申込で一番はじめにすることは採用試験案内、募集案内等をくまなく読むことです。
案内には、
・申込方法はどんな方法か(持参、郵送、インターネット、ハローワークを通じてなど)
・応募期限はいつまでか
・応募用紙はダウンロードするのか、それとも配布されているのか、あるいは郵送で取り寄せるのか
・申し込みの宛先はどこか

などが全て書かれてあります。
もしわからなかったり、見つけられなかったら、自己判断せず、きちんと問い合わせ先に確認しましましょう。

そして、指示された通りに申込みを行なうのが最低限、当たり前です。
違った申込方法や応募締切を守れないのは、試験選考以前にアウトです。

〇期日には余裕を持って準備して、提出しよう

私自身の反省でもあるのですが、期限まで時間のある求人は
何かと先送りがちです。
どうしても期限ぎりぎりに合わせて作成する書類は
・確認不足でケアレスミス、誤字脱字が多い
・推敲不足で、読みにくい伝わりにくい文章になってしまう
といったリスクがあります。

可能であれば早めに取りかかり、時間をかけて確認と推敲をおこない、余裕をもって提出してしまいましょう。

〇可能な限り丁寧に見える書類がいい

私もあまり字がキレイな方ではないので、自筆の履歴書などを書くのはとても苦手でした。
ただ丁寧に書くことと相手に読みやすいと思われるような配慮はしていました。
具体的には、

・漢字に比べて、ひらがなは少し小さめに書く
・算用数字と漢数字は混ぜない
・西暦と元号を混ぜて使用しない
・文章のバランスを考えて、適当なところで改行する
・時間をかけて、丁寧に清書する

こうした点に気を付けていました。
これから応募書類を書く方はぜひ参考にしてみてください。

〇最初の書類が、最後の合否の分かれ目になることも

面接試験では、事前に提出する面接カードなどの他に、応募書類の内容についても聞いてきます。
あの時、なんて書いたっけ?と忘れないためにも提出書類は必ずコピーをとっておきましょう。

また、面接で提出書類が関わってくるということは、提出書類に面接で聞いてほしい内容を盛り込めば、自分の良さや能力をアピールすることができます。
たかが書類を侮らず、採用に結びつくようなイメージを持って作成してみてください。

さらに応募書類に指定の様式がない場合は、志望動機や自己PRがたくさん書けるような履歴書を使ってみるのもよいかもしれませんね。

 

〇こんなケアレスミスに注意しましょう

普段だったら、こんなミスしないのに・・・。ということはよくあります。
私や周りの方から聞いたミスは

・両面印刷するものを片面印刷にしてしまう
・自身の連絡先を間違える
・名前のフリガナを書き忘れる
・写真を貼り忘れる
・志望する動物園名を間違える(○○動物園?動物公園?)
・誤字脱字(特に送り仮名、助詞)

・・・などなど。
そのほかにも、なんでこんなミスしているの??ということがあるかもしれません。
提出する前に一度、時間を置いて見直してみるとミスは減らすことができますよ。

いかがだったでしょうか。
応募書類はあなたの情報、熱意を伝えるものです。
テキトーな書き方だとすぐばれます。
誤字脱字があったり、読みにくい文章や体裁だと伝えるものもうまく伝わりません。
どうすれば相手に読みやすく、伝わりやすいのかを考えてみてください。

最後に、私が就職活動していた時にお世話になった本を一冊紹介しておきます。
元々は公務員向けの本ですが、動物園飼育員の就職活動にも有効です。
ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください。



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