今回は教養試験対策についての記事です。
ちなみに採用試験に関する記事は以下の記事も参考にしてみてください。
採用試験の種類

1.教養試験の種類

試験対策の前に、動物園飼育員の採用試験で課される教養試験の種類についてご説明します。
大きく3種類あります。

・公務員試験の一般教養試験(一般知識、一般知能)
・民間企業向けのSPI試験
・独自問題(一般常識)

以前までは公務員試験では教養試験+専門試験のセットが多かったのですが、試験の多様化によって、教養試験のみ、専門試験のみという自治体や転職者むけ、民間企業との併願しやすいように公務員試験にSPI試験を課すような自治体も増えてきています。
どの種類の教養試験を実施しているかについては、募集要項や試験案内に記載されていることが多いのでよく確認しましょう。
また、公務員試験の場合、地方上級(大学卒業程度)、地方中級(短大卒業程度)、地方初級(高校卒業程度)の違いがあります。

これらは募集要項の受験資格を確認して判断すると良いです。
例)高校卒業以上を受験資格にしている場合、地方初級の問題が出題される可能性が高い。

2.教養試験対策(私のケース)

私は公立動物園の飼育員を目指していたので、基本的には公務員試験対策に重点を置いていました。
具体的には、大学卒業程度の地方上級の教養試験を中心に勉強していました(一応、大学生だったので。)
就職活動中はたくさんの動物園、自治体を受験したので地方初級の問題、SPIや独自の問題を教養試験として課しているところも受験しました。

実体験から話すと、試験問題の難易度に差はあるけれど、試験内容がかぶっていることが多いであまり困惑はしなかったです。
おそらく地方上級の問題が一番難易度が高く、出題範囲が広かったからかもしれません。
あらかじめ働きたい動物園や自治体が決まっている方は、それぞれの試験内容に合わせた対策でよいかと思います。

一方、まだどんなところを受験するか決まっていない方、これから教養試験対策を始めたいという方は、公務員試験(地方上級)の試験対策すると多くの試験へ対応できるかなと思います。

3.教養試験対策のアドバイス(公務員試験向け)

公務員試験の教養試験向けですが、いくつかアドバイスです。

・過去問題を解きまくって量をこなし、反復することが大事

参考書を読んで勉強して、練習問題を解いてという勉強法は公務員試験対策には向いていません。
公務員試験はとても範囲が広いため、より時間を有効に活用した対策が必要です。
そのためには過去問題を解くことから初めて、わからないところや苦手分野をつぶしていくという方がより効率的です。

過去問題は実際の問題レベルが理解できること、出題傾向を押さえられることなどメリットが多いです。
また、過去問題をたくさん解いて量をこなすことと、類似した問題が本番の試験に出た際に確実に点数できるよう、反復して勉強するのがおススメです。

要は1、2冊の問題集を何度も解くという感じです。
私がおススメの過去問題集はこちらの2冊です。良かったら使ってみてください。

↑各分野ごとに勉強したい方はコチラの方がおススメです。
就職活動している時は私も使っていました。

↑こちらは一冊で網羅したい方におススメです。
何度も反復することで高得点につながります。

・一般知識よりも一般知能の問題を重視

公務員試験の教養試験には一般知能分野(文章理解、数的処理)と一般知識分野(人文科学、社会科学、自然科学等)の2つの分野があります。
そして2つの分野の間で傾斜配点はありません。
同じ1点を取るなら学習範囲が広い一般知識分野よりも一般知能分野を勉強した方が効率的です。
一般知能分野は過去問の量をこなせば、確実にコツをつかめば点数が取れる問題ばかりです。

私は先に一般知能分野の勉強して、その後に一般知識問題を並行させて勉強していました。
また、一般知能問題は先に挙げたスーパー過去問ゼミシリーズを解いていましたが、一般知識問題は以下の書籍を利用していました。移動中やスキマ時間で勉強したい方や苦手分野への対策におススメの書籍です。

・ピンチな時には裏技?

準備をしっかりして、コツコツ頑張る方は上記の内容だけで大丈夫かと思います。
ただできるだけコストを減らしたいなー、勉強したくないなーという怠惰な方もいるでしょう。
もしくは短期間で高得点を取る裏ワザみたいなものはないの?という方もいるかもしれません。
もしそんな考えがある方に紹介したいのが以下の一冊です。

私も就職活動時代にこの本を購入しました。
本番の試験で時間配分を間違えて、残り数秒で答えなきゃならない状況や問題内容がさっぱりわからない状況だけど、どうにか1点でも多く取りたい状況など本当にピンチになった時には役立ったような気がします。
本当に奥の奥の手という感じです(^^;

4.公務員試験対策講座もあり?

ここまで教養試験対策のコツ、書籍等を紹介してきましたが、自分は独学するのは心配。きちんと講座を受けたい!という方もいるかと思います。

そうした方は、大学や専門学校で独自に実施している公務員試験対策講座を受ける。または、予備校に通って、公務員試験対策コースを受講することも選択肢の一つでしょう。

ただ時間や金銭面で少し余裕がないという方は、スタディング(STUDYing)での公務員講座はいかがでしょうか?

スタディングの公務員講座は、他の予備校に比べて費用を抑えることができ(時期によっては、さらに割引キャンペーンも実施してます!)、また、通信講座なのでスマホやパソコンなどから自分のペースで受講できます。
講義やバイトで忙しい学生さんや働きながら試験対策にあまり時間をかけられない社会人の方にもおススメです!

ご興味を持った方は、まずは無料講座を受けてみてから判断してもよいかと思います。
(なお、講座は地方上級(大学卒程度)向けなので、他の試験の受験を想定している方は別の試験対策を取った方がいいかもしれません。)

ご紹介にあたり、無料講座を拝見しましたが、個人の感想としては解説も丁寧ですし、あとは問題演習で量をこなせば、教養試験対策には十分じゃないかなーと感じます。
ぜひ検討してみてください!

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いかがだったでしょうか。
教養試験の対策はどうしても時間がかかるので、早めに取りかかって損はないです。
少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。


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