〇「動物が好き」だけではダメ!?

とある動物園の先輩から、ある動物園の園長は採用試験の時に
「動物園の飼育員になりたい人でその志望理由を問われた時に
『動物が好きだから』と答える人は採らない」という話を聞きました。

真偽のほどは、実際はわかりませんが(^^;
まず前提として、動物が嫌いな人は採用試験に来ません。
おのずと動物園飼育員を目指している人は動物が好きな人しか受験しません。
受験者側はその中で選ばれ、採用されなければならない。
その判断材料として、志望理由で『動物が好き』だという大前提を
言われても何にもアピールにもならないし、それだけで動物園飼育員としてやっていくのかと疑問を持つそうです。

また、本当に動物園飼育員として働きたいなら、「私はこんな能力を持っているから、あるいはこんな経験をしてきたから、○○動物園の飼育員として~なところに生かせると思い、志望した。」
「動物園飼育員として、こんな仕事をしたいから志望した。」といったふうに具体的なことを挙げていくはずです。

〇「好きなこと」+仕事への理解が必要!

一番最初に動物園飼育員という職業に興味を持つのは、「動物が好きだから」「動物園が楽しいところだから」という理由で構いません。

ただ仕事として、動物園の飼育員として、働いていくならそれだけでは心もとないのが否めません。

実際の仕事では、好きなこと、得意なことややりたいことなどポジティブな面だけでなく
辛いこと、苦手なことやなかなか思い通りに進まないことなど、ネガティブな面も必ず出てきます。

『動物が好き』というだけの人がもし飼育員になったとして、そんなネガティブな部分が出てきたときに対処できるでしょうか?
動物園のこと、動物のこと、飼育員でいることが嫌になったりしないでしょうか?

単に好きなだけではダメなんです。
もし飼育員として働きたいと思うのであれば、好きという前提に仕事の理解、自己分析等をプラスして
ゆるぎない意志をもってください 。


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