〇厳しい現実に臆せず、のぞむべし

別記事にも書きましたが、動物園飼育員の採用試験は多種多様な方が受験します。
もっと詳しくいうと、専門学校や大学を卒業見込みの新卒の就職活動生とすでに非正規職員でその動物園で働いている方や他のところで5年以上バリバリ現役飼育員として働いている方が同じ試験、少ない採用枠を競うこともあるわけです。
当然、知識も経験も、即戦力としても全然違います。
表向きは公平な試験であっても、不公平だと感じる部分があっても仕方ありません。
就職活動中には、出来レースに近いなと感じたこともあります。

こうした現実を話すと、飼育員をなるのは無理だとあきめる方もいます。
受験しても、周りに恐縮して自分の思い通りのパフォーマンスを発揮できない人もいます。

ただ、実際に試験をやってみれば、前評判通りの結果にならないことも多々あります。
どの園も毎回、即戦力やすでに飼育員として働いている方がほしいと思っているわけではなく数年後を見据えて、若い力が欲しいということもありますし、動物園の現状(職員の年齢層、男女比率など)を考えて、学歴や経験にしばられず、この人が欲しいと思って採用することもあります。

結果がどう出るかは採用側の判断なので、受験前から絶対こうなると断言できることはありません。
弱気にならず、自信を持って受験してください。
(少なからず、ちょっと厳しい現実にぶち当たって、受験せずに飼育員をあきらめる人よりは
動物園飼育員への道へと一歩リードです。)

〇「個の力」を鍛えよう

ただ自信だけでは、うまくいかないのも現実です。
そうした幅広い受験者層の中でも採用を勝ち取るためには
「個の力」が必要となってきます。

動物園飼育員の試験は採用人数が1人、若干名という試験が多いです。
それは言い換えれば、自分だけが採用される、もしくは自分を含めた数人だけ採用されるということです。
(ちなみに若干名の採用は1~3名がほとんどです)

さらに受験資格が幅広いほど、どんな受験者が一緒に受けるのか想像できません。

そこで必要なのが「個の力」です。
いわば「他人は他人、自分は自分」と考え、必要以上に周りの受験者に合わせ過ぎず、
自分の能力、経験、長所、短所など自分を見つめなおして、自分の良さを試験でおおいに発揮する力です。

別記事に挙げたようなものは周りの他の受験者を意識しての対策なので、序の口にすぎません。
筆記試験では、面接では、作文では、応募書類の志望動機・自己PRでは…。
試験のいたるところで自分の良さや能力を発揮できるところがあります。
学歴や経験問わず、ここぞという時に力を発揮できる人、自分のことをよく知っていて、それを上手に伝えられる人がやはり採用されやすいのかなと個人的には思います。
良い結果を得られるように自分だけの良さ、強さというところを磨き、ぜひ試験で発揮してみてください。