今回は面接などに聞かれる
併願先についてです。

同じような時期に複数の試験がかぶるとおのずと併願して受験するということが発生してくると思います。
下手すれば、連日試験というハードスケジュールで飛び歩いている受験生の方もいるかもしれません。

動物園飼育員を目指しているならば、数多くの動物園飼育員への採用試験を受けるのは、普通です。
飼育員として働く可能性が高くなりますから。
自分もたくさんの試験を受けました。

中には自分はこの動物園の飼育員しかならないと決めている方もいますし、自分の決めた基準に合わないから受験を見送る人もいるでしょう。
その辺は、人ぞれぞれだと思います。

〇併願先を聞かれた場合は、正直に答えること

さて、併願先については、提出書類等で聞かれる場合もあれば、面接で「こちら以外で受験しているところはありますか」などと併願先を確認されることがあります。

どちらも下手にウソをついたり、ごまかしたりする必要はありません。
素直にある場合は、併願先を言えばよいです。

毎年、同じ動物園で求人が確実にあるとは限らないので、受験者が複数の会社や動物園、自治体を受験していることは採用側も承知しています。
むしろ、ここでウソをついたり、ごまかしたりする方が印象が悪くなります。

また、併願先はすでに内定をいただいているところ、もしくは受験申込済みで、受験中のところだけで構いません。
面接等で聞かれなかった場合には、不採用だったところや受験前のところを全て列挙する必要もありません。

〇併願先を聞くのは、受験生の熱意と就職活動の一貫性を知るため。

採用側から見れば、どこを併願しているからダメということはあまりありません。
どちらかというと「本当にうちに来てくれるのか」というところをすごく見ています。
つまり「志望先に対する熱意」です。

動物園飼育員の求人の多くは欠員募集によるものです。
また動物園の飼育員は、ほぼぎりぎりの人数で運営されているところがほとんどです。

そこで、もしある方を採用したものの、辞退なんてなったら、来年は欠員がいる状態で園を運営することになりかねません。
だからこそ、採用した方にはぜひとも確実にうちで働いてほしいと採用側は思っています。
併願先を聞くということはそれだけ志望している熱意があるかの確認だと考えてください。

もう一つ、併願先を聞く理由は、就職活動の一貫性を知るためです。
動物園ばかりを受ける方もいれば、水族館、観光牧場などと併願する方もいるでしょう。
全く違った分野の会社や公務員試験を受ける方もいるかもしれません。

就職活動の方向性は、受験生それぞれの考え方なのでどうこう言いません。
ただその就職活動の方向性、一貫性を面接官や他人に説明できるようにしましょう。
方向性がはっきりしない、もしくは一貫性がない場合は、「この動物園や飼育員に対して、熱意が低いのでは?」と採用側に受け取られかねません。

そうした疑念、不信感を抱かせないためにも自身の就職活動は責任と自信をもって、説明できるよう準備しておきましょう。

改めて書きますが、いくつかの試験を掛け持ちで併願することは悪いことではありません。
人生に関わる選択ですから、最悪の事態を避けようとするのは自然です。
ただし、併願先があったとしても志望先に熱意を伝えられること、自分の就職活動に責任を持って、説明できることを心がけてください。
すこしでも参考になれば幸いです。