これから動物園飼育員を目指す方へ、就職活動前や学生時代に時間を見つけて、こんな経験を積むといいよ!ということを3つほどご紹介します。

1.いろんな動物園を見に行こう!

1つ目は多くの動物園を見に行く経験です。

世界的に見ても日本は動物園が多い国です。
全国にはいろんな動物園があります。
それぞれの園の特徴や展示手法なども違います。
時間とお金が許す限り、多くの動物園を実際に訪れてみてください。

実際に訪れたら、いろいろと楽しむのはもちろんなのですが、
飼育員を目指しているのであれば、
・どんなところが良いと思ったか、あるいは改善が必要だと思ったか
・自分がもしこの動物園で働くなら、どんな動物を担当したいか、どんな風に働きたいか
・他園とはどんなところが違うのか

こうした点や感じたこと、思ったことをメモ帳、ノートなどで記録しておくべきです(できれば写真も)。
記録しておけば、自分の考えを整理したり、就職活動の際に心強いアイテムになります。

・自分はこの園を訪れた時、○○が良い(or改善が必要)と感じたので、飼育員として△△に力を入れていきたい
・貴園の強みは○○だと思います。私は多くの動物園を訪れてきましたが、○○の点は、他園にない強みだと確信しています。具体的には・・・

・・・なんか志望動機や面接の回答に使えると思いませんか?
また、本でネットで得た知識ではなく、実体験による言葉なので説得力がある気がしませんか?

最後に注意点を3つ
・動物園巡りにハマって、その他のこと(勉強とか・・。)をおろそかにしないこと
・あくまでも動物園を訪れて理解できるのは、外側(お客様)の目線です。
内側(現場、飼育員)の目線は別の方法(インターンシップなど)で得るほうがいいです。
・動物園を実際に訪れるのは、知るため理解するためです。
良し悪しだけを判断する動物園批評家にならないように気を付けてください。

本やネットで情報を得るのも大事ですが、百聞は一見にしかず、行動あるのみです。
ぜひ実際に自分の目で動物園を見てください。

2.先輩飼育員さんの話を聞いてみよう!

2つ目は先輩飼育員さんの話を聞く経験です。

ネットや本でも飼育員さんのインタビューやお話を聞くことができます。
また、SNSを使った交流もできるかと思います。
ただし、おすすめは実際にお会いして、いろんな話を聞いた方が学ぶこと多いでしょう。
・どんな動物を担当しているのか
・今働いている動物園はどんな感じか
・卒業した学校はどこですか
・(今働いている園で)採用募集がありそうですか
・・・などなど聞きたいことは山ほどあるかと思います。

しかし、動物園飼育員は多忙なことが多いです。
勤務中には長々と会話するのは難しいのが実情です
そこで飼育員さんとじっくり話す方法でおすすめなのが、飼育員さんが参加するシンポジウムや学会、イベントに参加してみることです。
飼育員さんとじっくり話せますし、一度に多くの方と交流できます。

学生、一般の方でも参加しやすいのは
・環境エンリッチメント大賞授賞式(市民ZOOネットワーク)
・動物園大学(京都大学野生動物研究センター)
・日本飼育技術学会

このあたりかなと思います。
この他にもたくさん動物園関連のシンポジウムがたくさんあります。
動物園のことも知って、飼育員さんとも知り合えて一石二鳥
ぜひいろんな飼育員さんの話を聞いて、多くのことを吸収してください。
飼育員さんに何を聞こうか悩む方は以下の記事も参考にしてみてください。
飼育員さんに聞くべき質問5選!こんな質問してみよう!

3.動物飼育経験を持とう!

3つ目は動物飼育経験を持つ経験です。

動物園飼育員の面接試験では「動物を飼育していた経験はありますか?」とよく聞かれます。

当たり前ですが、飼育員の基本業務は動物飼育業務です。
適正に動物を飼育することがまず基本です。
その経験があるかどうか。採用する側にとっても気になるところです。
それならば、経験がないよりも経験があった方がいいかなと思いませんか?

やり方は多種多様です。
・自宅でペットを飼う
・学校で飼育している動物の世話をする
・動物園や動物飼育施設でアルバイトする
・近所の動物園で飼育ボランティアに参加する
・複数の動物園にインターンシップや実習に行って、飼育経験を積む

動物園動物ではなくてもペット、家畜でも飼育経験は積めます。
飼育しながら、どうすれば動物にベストか、作業手順はどうするべきかなど
いろいろと考えて、実践してみてください。

また、動物を飼育していた経験は自己PRにも使えるかなと個人的に思います(あくまで少しですよ・・。)
・大型動物→体力がある、力仕事もこなせる
・両生類・爬虫類→温度湿度管理ができ、細やかな作業も大丈夫
・複数人で飼育→チームでの仕事経験がある

ペット、家畜を飼育していたから動物園の動物を任せても大丈夫!・・・というわけではありませんが、動物に対する視点、飼育する姿勢というのは自然と身に付くものだと思います。
ぜひ検討してみてください!

以上、将来、飼育員を目指す上で役立ちそうな経験を3つほど紹介してみました。
その他にもこんな経験は役立ちそうだと思うことがあれば、どんどん挑戦してみるのも良いと思います。
就職活動が始まってしまうとなかなか時間が取れないのが現実です。
時間を有効につかって、将来の就職活動に生かしましょう!