今回、ご紹介する本は
「もっと知りたい動物園と水族館 園長のはなし、飼育員のしごと」です。

著者は、小宮輝之さんです。
上野動物園の元園長です。動物園業界ではとても有名な方なので、ご存じの方も多いかと思います。
また、安部義孝さん(アクアマリンふくしま館長)他、7つの動物園と水族館が取材協力しています。

本書は5章構成になっており、1,2章で動物園や動物の疑問、3,4章は水族館や水の動物の疑問についてわかりやすく書かれています。
この本を読めば、動物園や水族館の裏側を少しだけ知ることができます。
(飼育員の私も知らないことがいくつか書かれていて、へぇーと思いました 笑)

また、5章は動物園水族館で働く飼育員、獣医師、園長の素顔についてインタビューを通して迫っています。
「こんな経験を通して、動物園や水族館で働いているんだ。」「こういう想いで仕事をしているだ」と普段を知ることができない飼育員、園長の一面を知ることができ、とても参考になります。
飼育員さんの想いやおすすめの動物園水族館、飼育員に向いている方の特徴なども書かれています。

さらにこの本の章の間には、おすすめの動物園や水族館、動物に関する本を紹介しています。
この本を通じて、別の本を探して、手に取ってみるのもよいかもしれません。

この本はどんな方にもおススメですが、特に飼育員の仕事を知りたい、動物園や水族館に興味のあるという学生さんに一読してほしいと思います。
動物園や水族館について知る一つのきっかけ、将来動物園や水族館で働くための最初の一歩になる本にはとてもふさわしい本ではないかなと感じます。
ぜひ興味を持った方は読んでみてください。